ファイザー、インドジェネリック企業に勝訴/後進国vs大手医薬品メーカー
これはカナダでの話。
(2007年9月)
アメリカの大手製薬会社ファイザーは
カナダ連邦裁判所において
インドのジェネリック製薬会社を相手に
製造方法に関する特許侵害に関する訴訟で
勝訴したと発表しています。
※ファイザーホームページ
http://www.pfizer.com/home/index.jsp
訴訟の内容は
インドのジェネリック製薬会社
ランバクシー・ラボラトリーズ社が製造を計画している
ジェネリック医薬品リピトールの有効成分「アトルバスタチン」の
製造方法がファイザーの特許を侵害しているというもの。
ノバルティス社に42万人分の署名を提出/後進国vs大手医薬品メーカー6
2007年8月6日、
インドのチェンナイ高等裁判所が
特許に関するノバルティス社の訴えを
退ける判決を下したことをお伝えしました。
訴訟の取り下げを求めるMSFの署名活動に
世界中で42万人以上が参加したことも
合わせてお伝えしましたが
その42万人以上が署名した請願書を
国境なき医師団(MSF)は8月7日、
スイスのノバルティス社本社に届けた、ということです。
ノバルティス社、インド特許法で敗訴/後進国vs大手医薬品メーカー5
国境なき医師団(MSF)』のホームページ
から得た情報(2007年08月07日発 )によりますと、
「スイスの大手製薬会社ノバルティス社による
インド特許法に対する異議申し立ての訴訟について、
インドのチェンナイ高等裁判所は8月6日、
インド特許法を覆すことはできないとの判決を下した」
ということです。
この判決により
インド製の安価な
ジェネリック医薬品に頼っている
途上国の数百万人の患者への薬の供給が
途絶える危機的状況が
とりあえずは回避されたことになると思います。
続きを読むタイ政府、強制実施権発動を検討/後進国vs大手医薬品メーカー4
タイ保健省によれば、
同国のHIVに感染者は約50万人。
治療薬カレトラを購入する余裕のある人は、
そのうちの10%に満たないのだそうです。
AFP=時事によりますと
タイ政府は2007年5月28日、
更なるジェネリック医薬品認可の強制実施権の発動
を検討していることを表明したようです。
ノバルティス社の社会的責任を問う(2)/後進国vs大手医薬品メーカー3
インド政府はWTO加盟国として、
また知的所有権に関する協定(TRIPS協定)の署名国として
2005年4月、国内法を修正し、
製品特許の保護期間を20年に延長、
7年間のプロセス特許を破棄しています。
それ以来、
修正インド特許法の条項にあるように
特許申請の「新規性」あるいは
革新的分子構造を否定することができず、
多くの重要ジェネリック医薬品や特許失効後の薬品が
市場から駆逐されることとなったようです。
ノバルティス社の社会的責任を問う(1)/後進国vs大手医薬品メーカー2
前回は
インド政府と
スイスの大手製薬会社ノバルティス社の間で
医薬品パテント(特許)を巡る裁判が
インド最高裁判所で開始された
ということをお伝えしました。
JANJAN(http://www.janjan.jp/index.php)は
2007年2月25の記事で
この多国籍大手製薬会社の挑戦について
人々の非難が高まっていると報告しています。
スイス大手、インド政府相手にジェネリック訴訟/後進国vs大手医薬品メーカー1
JANJAN(http://www.janjan.jp/index.php)によると
1月29日、インド政府と
スイスの大手製薬会社Novartis AGの間で
医薬品パテント(特許)を巡る裁判が、
インド最高裁判所で開始されたということです。
現在、開発途上国のHIV/ AIDS患者の半数強は、
インドが供給する低コストのジェネリック医薬品に
依存しているのだそうです。
世界の多数の国際保健プログラムも
インドのジェネリック医薬品を使用し、
数百万ドルのコスト削減を行っているといいます。
インドはジェネリック医薬品の最大メーカーなのです。
