ジェネリック医薬品の情報提供の方法に苦慮/ジェネリック医薬品と薬局・薬剤師1
薬事日報参照
薬剤師は患者に
後発(ジェネリック)医薬品の情報を
どのように伝えれば良いのか――
(2006年7月)8、9の両日に
京都で開かれた医薬品情報学会では、
この問題が焦点の一つとなり、
シンポジウム「後発医薬品と医薬品情報」
で熱い議論が展開されたようです。
「後発医薬品を国が認めているから大丈夫」
という説明では不十分だとし、
先発医薬品と後発医薬品の異同を
薬剤師がしっかり認識した上で、
患者に説明すべきとの意見が多く聞かれた、ということです。
ただ、
先発医薬品と後発医薬品の同等性をどう解釈し、
患者に伝えるかという具体的な方策については、
それぞれが悩みながら
対応している状況が明らかになったようです。
先発医薬品と後発医薬品では
製造方法や添加物が異なり、
安定性や吸収性に差があるため、
「先発医薬品と後発医薬品を
違うものと認識して使ういことが必要」との指摘も。
患者に説明する際にも
「国が後発医薬品を認めているから同じです、
と話すのでは、逃げていることになる」という
厳しい見方も。
生物学的同等性は証明されているが、
治療学的同等性は証明されておらず、
(厳密に言えば)効き目が同じという表現は不適切」とし、
「後発医薬品のメリットやデメリットについて
適正な情報を提供することが必要」との指摘もあったとのこと。
一方、
先発医薬品と後発医薬品(ジェネリック医薬品)の
違いの具体的な伝え方については、
会場から
「同じ成分なのにどうして効き目が異なるのか、
患者にどう説明すればよいのか分からない」
などの声が上がり、対応に苦慮している
臨床現場の実態が浮き彫りになったようです。

これまで日本ではジェネリック医薬品というのは
あまり馴染みがなかったから、一般の人たちに
どういう薬なのかを理解してもらうのは大変なことなのですね!
