後発薬への切替調査/ジェネリック医薬品調査報告1
薬事日報記事(2006年9月)によりますと
日本薬剤師会がこのたび
ジェネリック医薬品の使用状況について
報告をまとめたそうです。
今年(2006年)4〜5月に発行された処方箋のうち、
「ジェネリック医薬品への変更可」としたものが
約18%あったのに対し、
実際にジェネリック医薬品へ変更されたのは
僅かその1割程度に過ぎなかったということです。
ジェネリック医薬品への切り替えが
あまり順調に行われていないという状況が
明らかになったわけです。
しかし、この調査は
「ジェネリック医薬品への変更可」の
項目を追加した処方箋様式が
変更された直後に実施されたもので、
日本薬剤師会では
必ずしも現状を表しているとはいえないとして、
秋をメドに再調査を行う構えでいるようです。
この調査で、
ジェネリック医薬品に変更する理由として、
「一部負担金の軽減」
「テレビCMなどを見て」
などが挙げられていることが分かったそうです。
「ジェネリック医薬品への変更可」等の
処方箋を発行した診療科(複数回答)は、
2カ月間を通じて
内科が83%で最も多く、
次いで整形外科34%、
耳鼻咽喉科27%、
精神科・神経科、外科、皮膚科が
いずれも19%だったそうです。
患者がジェネリック医薬品を
希望した場合の対応(複数回答)では、
「備蓄している後発医薬品に変更して調剤した」が71%、
「必要な後発医薬品の備蓄がなかったため、
直ちに手配して調剤した」が52%、
「必要な後発品の備蓄がなく、
直ちに手配したが対応できなかったため、
処方せんに記載されている医薬品を調剤した」が
29%となっているようです。
患者の認識に関する質問では、
先発医薬品とジェネリック(後発)医薬品の同等性に関しては
「ほとんど理解された」が36%、「ほとんど理解されなかった」が5%、
「どちらともいえない」が58%だったようです。
「後発医薬品への変更可」等の
処方箋を持参した患者に、
ジェネリック(後発)医薬品に変更した理由
(複数回答)を聞いたところ、
「一部負担金が軽減するから」が77%で最も多く、
「テレビなどのCMを見て」が70%、
「医師や薬剤師の勧め」は2割未満
だったことがわかったそうです。

テレビの影響は絶大!
でもジェネリック医薬品への変更が
本当に思ったほど進んでいないのかどうか、
再調査を待ちたいところです。
