30〜40年の遅れ(日本で普及しない理由1)
日本のジェネリック医薬品の普及については、
欧米諸国に比べ30〜40年の遅れをとっているようです。
なぜ日本のジェネリック医薬品の普及率が低いのかというと、
どうもだいぶ根の深い問題が横たわっているようです。
ジェネリック医薬品について考えるとき
問題にしなくてはならない事項がいくつかあります。
品質、供給の安定性、情報提供
などにについて十分検討されているかどうかということです。
■ジェネリック医薬品の品質について
後発品はキレが悪い、溶けにくい、先発品に比べて品質が劣る
などと指摘する医者は少なくないようですが、厚労省の厳しい基準を
クリアしているので、同等性は確保されているといえるでしょう。
後発品が出回り始めた頃には
厚生労働省の管理指導も十分行き届かない点もあったので
確かに問題点もあったようですが、
ジェネリック医薬品(後発品)が
国の医療費抑制対策として推奨されている今日では、
先発品にたいして品質が劣るということは考えにくいことです。
■ジェネリック医薬品の供給に関する安定度は?
かつては、後発品同士が値下げ競争をして、
値を崩し市場から撤退するようなことも現実にはあったようです。
だから、後発品は売り逃げしてすぐに品切れになってしまう、
というような不評を買ったこともあったようです。
今は厚生労働省の指導が強化され、
安定供給しない後発品メーカーや
採算に合わないからと製造中止するメーカーに対しては、
新規に後発品は作らせない、という
非常に厳しい対応をしているようです。
■ジェネリック医薬品の情報提供は?
元々医薬品というものは、
調査や情報の提供に多額の費用がかかるものなので、
価格を低く設定している後発品メーカーにとっては、
先発品と同額の費用をかけることは経営の上で非常な負担であり、
どうしても情報量が不足しがちだったようです。
今は政府のバックアップもありますから
副作用などの市販後調査に関しては、
後発品メーカーも新薬を同じ調査を厚労省から義務付けられているようです。
ジェネリック医薬品の使用は今や国の医療費抑制対策の目玉
いつまでも昔のイメージに捉われることがないようにしたいものね。
