ノバルティス社の社会的責任を問う(1)/後進国vs大手医薬品メーカー2
前回は
インド政府と
スイスの大手製薬会社ノバルティス社の間で
医薬品パテント(特許)を巡る裁判が
インド最高裁判所で開始された
ということをお伝えしました。
JANJAN(http://www.janjan.jp/index.php)は
2007年2月25の記事で
この多国籍大手製薬会社の挑戦について
人々の非難が高まっていると報告しています。
その理由のひとつが
ノバルティス社が
ジェネリック医薬品供給国インドにおいて
癌治療薬の独占を目論んでいるからだというのです。
裁判でノバルティス社と闘う
癌患者支援協会の法律アドバイザー・法律家協会は
問題を公にして
対象を必須医薬品に広げてきたといいます。
それというのも、
ノバルティス裁判の判断は
白血病のジェネリック医薬品の製造が
他の癌や、HIV、AIDSなど
発展途上国特有の幾つかの病気にも
間接的な影響を及ぼすからだというのです。
どれほど問題が重要かというと
・企業が医薬品を独占すると、人口の1%にしか行き渡らない。
・2004年にノバルティス社が
「グリーベック」の販売独占権を獲得して以来、
1ヶ月の薬価が175米ドルから2,000ドルに急騰し、
インドの2,500万人の白血病患者が即座に影響を受けた。
・ノバルティス社のジェネリック医薬品市場の独占により
インドやその他の貧しい国々では
何百万人もの人々が治療を受けることができず亡くなっている。
というような経緯があるからだというのです。

ノバルティス社は『企業の社会的責任』が認められて
国連から世界的な賞を受けたそうです。
しかし同社がジェネリック医薬品の市場を独占しているために、
何百万人もの人々が治療を受けることができず、亡くなっているそうです。
『企業の社会的責任』って何ですか?
