常陸太田市、ジェネリック医薬品希望カード配布/企業・団体等の取り組み3
2007年6月8日の東京新聞によりますと
茨城県常陸太田市が、
医療費の増加傾向に歯止めをかけようと、
ジェネリック医薬品の「希望カード」を作り、
約1万2千の国民健康保険(国保)加入者世帯
にカードを配布したとのこと。
これは
患者が医療機関に対して
価格の安い後発医薬品(ジェネリック医薬品)の
処方を求めるためのカードで、
医療機関の窓口などでカードを提示し、
ジェネリック医薬品を使いたいという
意思を伝えるための仕組み。
これまでも
2006年4月から
処方箋に「後発医薬品へ変更可」の欄が新設され、
医師が認めれば、ジェネリック医薬品を使用できる
仕組みはありましたし、
日本ジェネリック医薬品学会(旧ジェネリック研究会)
から「ジェネリック医薬品お願いカード」が発行されたりしていましたが
なかなか普及が進まず
ジェネリック医薬品の使用について
医師に直接依頼することが
なかなか言い出しにくいような状況がありました。
実際のところ、
医薬工業協議会によると、
ジェネリック医薬品の国内シェアは
2006年度、数量ベースで17・1%と、
50%前後の欧米に比べて非常に低く、
ジェネリック医薬品の普及が政府の思惑通りに
進んでいないというのが現状。
この「希望カード」があれば
気軽にジェネリック医薬品の使用を表明できますし、
ジェネリック医薬品を知らない人には
安価な薬品の存在を知らしめる効果もありそうです。
同市は2006年10月現在で
高齢化率が27・23%と非常に高く、
2005年の国保被保険者一人当たりの医療費は
県内トップの年間約39万9千円。
そのうち薬剤費が13・7%を占めており、
薬剤費の抑制は、大きな課題となっていました。
ジェネリック医薬品の普及活動に
市レベルでこれほど積極的に取り組んでいるのは
全国でも他に例を見ないことなのだそうです。

市単位で
ジェネリック医薬品使用に取り組むなんて素晴らしい!
全国のさきがけとなって
医療費削減の効果を出してほしいですね!
