医療機関の後発薬選定基準実態調査/ジェネリック医薬品調査報告7
矢野経済研究所では、
国内でが使用促進が進む
ジェネリック医薬品(後発薬)について
医療機関がどのような基準に基づいて
採用・選定をしたかの実態調査を行い、
レポートにまとめたということです。
調査対象は
20床未満の施設の医療機関と
20床以上の施設の医療機関に分け、
調査期間は
2006年11月〜12月、
調査方法は
郵送によるアンケート調査で行ったというものです。
20床未満の施設の医療機関からの
有効回答数は588件、
20床以上の施設の医療機関からの
有効回答数は642件。
主な調査項目と回答結果は次のとおり。
★2006年4月の新処方箋様式への対応状況
「変更後全面的に対応した」が55.7%、
「当初変更可への記載を見送るもその後対応」が8%と。
合わせて約6割の医師が対応しているという結果。
逆に
「当初全面的に対応するもその後中止」が
2.2%という数字も。
「変更後全面的に対応した」という回答は
20床未満の施設の医療機関で49.7%
20床以上の施設の医療機関で61.2%
★ジェネリック医薬品の採用理由、または不採用理由
実際にジェネリック医薬品を
採用しているかどうかについては
20床未満の施設の医療機関で76.4%
20床以上の施設の医療機関で72.0%
というやや意外な結果。
ジェネリック医薬品の採用理由としては、
「患者負担の軽減」が
20床未満の施設の医療機関で79.0%
20床以上の施設の医療機関で54.5%
とかなりの開き。
これに対し
「薬剤費の低下」「包括化医療への対応」では
20床以上の施設の医療機関が
20床未満の施設の医療機関を
かなり上回った数字。
これらの結果から、
20床未満の施設の医療機関では、患者負担の軽減が
20床以上の施設の医療機関では、病院経営の立場から
ジェネリック医薬品の切り替えが
行われているように見受けられます。
前年調査に比べ
「薬剤費の低下」が12.6ポイント減、
「患者の要望」が21.2ポイント増と
大幅な変動を見せています。
★ジェネリック医薬品採用基準
トップが「安定性(長期保存・加速・苛酷試験)」の54.4%。
次いで「患者負担軽減」が49.2%。
★ジェネリック医薬品メーカーに対する評価
ジェネリック医薬品メーカーに対しては
@明治製菓
Aエルメッド・エーザイ
B旭化成ファーマ
C日本ケミファ の順という結果。
20床未満の施設の医療機関では
が明治製菓がトップ評価、
20床以上の施設の医療機関では
エルメッド・エーザイがトップ評価。

前年調査に比べ、患者さんからの要望で
ジェネリック医薬品に切り替える
医療機関が増えてきたことがわかります!
