生活保護者とジェネリック医薬品2/ジェネリック医薬品事件簿4
生活保護受給者への投薬には、
価格の安いジェネリック(後発)医薬品を
使うよう指導することを
都道府県や政令市などに
通知していたことが批判を受けて
強制的な記述を改め、
受給者が説明を受けて同意すれば
後発(ジェネリック)医薬品を選択するよう
促すようにという内容に変更し
新たな通知を出したということですが
ここで一つ
面白い記事を見つけました。
「生活保護者への厚労省の対応は是か非か?」
というものです。
「生活保護受給者に
ジェネリック医薬品を使用させるのは適当か?」
というヤフーの緊急アンケート調査も
掲載されています。
記事が掲載されていたのは
(2008年)5月5日の『オーマイニュース』。
ここではジェネリック(後発)医薬品を使わなければ、
生活費の支給を停止するというのは、
明らかに行き過ぎだが
生活保護者へのジェネリック医薬品の強制は、
そんなに不条理なことなのだろうか?
ということを問いかけています。
◆ジェネリック医薬品はまがいものなのか
ジェネリック(後発)医薬品が
れっきとした国が認める医療用医薬品であり
その扱いは新薬と異なるものではなく
その効能効果に医師が意義を唱えるのはおかしい。
ある専門家が
「主成分以外の溶剤やコーティング剤などが
先発薬と違うことなどから、
先発薬と効能がまったく同じではない」として、
後発薬の使用に抵抗や不安を
感じる医師や患者がいる、などと述べているが、
溶剤やコーティング剤などの違いが
どれほど問題となるのか疑問。
ジェネリック(後発)医薬品は
今日まで長い間使用されてきた実績があり
副作用が少ないことから、
安心して使える薬といえるのではないか。
◆ジェネリック医薬品を強制して何が悪い
安くて効果のある薬はどんどん使われるべき。
生活保護者に対して
ジェネリック医薬品で代用できるものは
どんどん使ってもらうべき。
個人負担も軽減され、
国の薬剤費低減にもつながる。
「粗悪で、効能効果の悪い薬を使いなさい」
といっているわけではない。
生活保護者が
ジェネリック医薬品の強制を受けて
どこがおかしいのか。
以上のような提言が
掲載されていたわけですが
同時に報告されていた
ヤフーの緊急アンケート調査の
結果が非常に面白いものでした。
★ヤフーの緊急アンケート調査報告
「生活保護受給者に
ジェネリック医薬品を使用させるのは
適当だと思うか?」とのアンケートでの
回答総数は約2万人。
このうち
『適当だと思う』と回答したのは
70%を上回る約1万5千人。
『適当とは思わない』と回答したのが
30%を下回る約5600人。
ジェネリック医薬品の強制を
適当だと回答した人の数が
意外と多いことに驚きました。

「ある専門家」とはいったい
何の専門家なんでしょうか。
専門家より、一般大衆のほうが
ずっと冷静な判断ができるようです。
