第一三共がインドのランバクシーを買収へ/ジェネリック業界再編の動き5
インドのPTI通信によると
『2008年6月16日、第一三共は、
インドのランバクシー・ラボラトリーズの
株式の公開買い付け(TOB)の内容を発表した』
と伝えています。
ランバクシーは
後発(ジェネリック)医薬品の分野で
強い競争力を持つインドの製薬最大手。
後発(ジェネリック)医薬品の
世界の市場規模は数年内に
10兆円を超えるとみられているそうで
第一三共は
ランバクシーを傘下に治めることで
後発(ジェネリック)医薬品市場への参入を、
ランバクシー・ラボラトリーズは
第一三共の傘下に入ることで
日本のジェネリック市場への参入を
それぞれ実現することになるようです。
第一三共は、
株式の公開買い付け(TOB)により、
ランバクシー株の50.1%を取得する
としていて
買収総額は
4000億〜5000億円の見込み。
最近では、
最大手の武田薬品工業が
2008年5月に
米バイオ医薬品会社「ミレニアム」社を
約7400億円で買収したのに次ぐ規模だとか。
ランバクシーは、
高コレステロール血症や
感染症などの分野の後発薬が主力商品で、
世界約50カ国で事業展開しているインドの最大手。
これまで世界第50位だったランバクシーと
第27位だった第一三共は
ランバクシーの連結子会社化により、
世界第15位の医薬品企業へと成長することに。
TOBの実施期間は
8月8日〜27日で
敵対的TOBの買付価格の提示期限は
7月7日ということですが
規定により、
株式取得者は
TOB終了日の7営業日前まで
買付価格を変更することができるのだそうで、
敵対的TOBが行われた場合は、
その時点で買付価格がいったん凍結される、とのこと。

第一三共は(2008年)5月にも
がん治療の新薬開発の強化を狙い、「抗体医薬」を専門とする
独バイオ医薬会社、U3(ユースリー)ファーマを
約243億円で買収すると発表しています。
