ジェネリック医薬品がない(ジェネリック医薬品使用日記2−3)
「きょうはどうしました?」
「はい、きょうは痛くはないんですけど
やはり耳がジクジクしてきちゃって爛れるものですから
点耳薬を出して欲しいんですけど」
「あ、そう
でも点耳薬より軟膏のほうがいいですから
そちらの方を出しておきましょう」
「え〜と先生、それでですね、
前回と同じように
ジェネリック医薬品でお願いしたいんですけど」
「ふ〜ん、後発薬ね・・・」
という訳で待合室に戻り
会計の順番を待っていると・・・・・
何やら会計のあたりでヒソヒソ、ザワザワ、
パソコンのキーをガチャガチャ・・・してたかと思ったら
今度は裏へバタバタと走ってみたり。
あれ、何か騒々しいヮ。
たいしてお客もいないのに・・・何か変。
あっ、もしかして私のこと?
もしかしてジェネリック医薬品のこと?
「コホン」と咳払いが聞こえ
「えー、ジェネさま、会計までお越しください」
という会計スタッフの呼び出し。
「大変お待たせいたしました。
えー、お客様がご要望になられた後発薬なんですが
ただ今薬局のほうへ確認をいたしましたところ
ジェネリックでは準備がないということで、
先発薬のご提供になりますが、了解いただけますでしょうか?」
あ、そう・・・ジェネリック医薬品ないんだ・・・。
だからさっきあんなにバタバタしてたんだ。
何もそんなに気を使ってくれなくてもいいのに(笑)。
だって私、
どうしてもジェネリック医薬品使いたいわけじゃなくて
病院や薬局の反応見たくて
「ジェネリック医薬品でお願いします」って言ってるの。
あ、こんなことが聞こえたら怒られちゃう。
とりあえずきょう出してもらった薬は
「リンデロン軟膏」でした。

ジェネリック医薬品の在庫がなくて残念でした。
でも必要以上に気を使わせて恐縮しました。
まわりの患者の反応(ジェネリック医薬品使用日記2−2)
受付で健康保険証と
「ジェネリック医薬品お願いカード」を提示。
ジェネリック医薬品お願いカードはこれですよ!
すると受付でも、2回目ということもあり少し慣れてきた様子。
「はい、ジェネリック医薬品を希望されるときは
診察のときにお客様のほうから直接先生にお申し出になってください。
このカードはしまっておいていただいて結構ですよ」
うん、前回のときよりだいぶ慣れた対応。
ん?、ということは、
「ジェネリック医薬品でお願いします」と申し出たのは私が最初?
まさかね〜、
でも成人病なんかとは違うからそういうこともあるかも・・・。
この「ジェネリック医薬品」という言葉が耳に入ったのか
待合室の患者の顔つきが少し変化したような気配。
<ジェネリック医薬品?どこかで聞いた言葉だな〜、>
<ジェネリック医薬品?テレビでコマーシャルやってる、あの薬?>
<ジェネリック医薬品?本当に使う人いるんだ〜>
みたいな反応・・・。
中には
<よし、今度自分も「ジェネリック医薬品でお願いします」って言ってみよう>
って考えた人もいたかも・・・。
この「ジェネリック医薬品でお願いします」という言葉、
やはり初めて使うときは勇気がいるのかも。
ほら、
テレビのコマーシャルでも黒柳徹子さんが歌ってるでしょ?
「勇気を出して〜、言ってみようよ〜〜・・・」って。
地方の、それも個人のクリニックで
「ジェネリック医薬品でお願いします」と言うのは
まだまだかなり抵抗があるのかもしれない。
だいたい、あれだけ頻繁にコマーシャルやっているのに
まだ「ジェネリック医薬品?・・・何それ」
っていう人がいるんだから、一般に周知させるのって
本当に大変な事業ですね。

ジェネリック医薬品が早く諸外国のように
市民権を得るようにならないとね!
開業医残酷物語(ジェネリック医薬品使用日記2−1)
またもや、外耳炎の症状が発症。
といっても慢性的に発症するので気にはならない。
入浴などで体温が上昇すると
耳の奥からタラ〜リと温かい水のようなものが流れ出てきて
そのうちカサブタのようになって
耳の入り口のところに張り付いてしまう。
膿(ウミ)ではない。
痛みはないので、病院へ行くまでもないのだが
(どうせ行っても完治しないから)
とりあえず点耳液でももらわないことには
耳の中がいつまでもジクジクして乾かないし、
ジェネリック医薬品の点耳薬があるのか確認もしておきたいし・・・。
数ヶ月前に治療を受けた●●耳鼻科クリニックへ直行。
前回のときは
あまりの患者の少なさに、
休診日かと勘違いして引き返すところだったが
今度はクリニックの駐車場がガラ空きでも驚くことはない。
あれ、
何と今度は結構車が止まっている。
数ヶ月の間にお医者さん、
腕と評判を上げたのか?(冗談、冗談)
実はこのクリニック、
開業した頃は予約がとれないほどに繁盛していたらしいのだが
最近さっぱり客足が遠のいてしまった。
さては何か問題でも?
と考えるのは素人の浅はかさ・・・。
実は最近、
市内にたいそう立派な設備を整えたクリニックが開院し、
患者が大挙してそちらの新しいクリニックに流れてしまったらしい。
医療の技術は日進月歩、
開院したときは最新の設備でも
またたくまに時代遅れの技術となりすぐに取り残されてしまう。
それに人の噂は恐ろしい。
設備の優劣がそのまま
医者の腕の技術となって評価されてしまうようだ。
歯科や耳鼻科などは
特にそういう傾向が強いのではないかと思う。
今繁盛しているクリニックも
いずれはこの閑散としたクリニックの二の舞を
踏むことになるのかもしれない・・・。
そうなる前に
次の設備投資ができる準備を整えておかなければ・・・。
あぁ、開業医残酷物語・・・。

お医者さまもうっかり開業できないような
時代になってしまいましたね。
